Androidマルウェア感染端末台数
マルウェアに感染したスマホは犯罪グループに乗っ取られ、大量の詐欺SMSをばらまき送信する“踏み台”として悪用されます。
知っていますか?
- 詐欺SMSへの返信や送信者をSNSにさらす行為はNG!送信者は被害者かも
- どうやってマルウェアに感染するの?誘導する「偽通知」に注意
詐欺SMSへの返信や送信者をSNSにさらす行為はNG!送信者は被害者かも
詐欺SMSが届くとイヤな気持ちになるもの。そんな時、感情的になって返信をしたり、送信者の番号が写ったスクショをSNS等にアップしたりしたくなるかもしれません。でも、この行為はNG!なぜなら、詐欺SMSの送信者は犯罪グループとは限らず、被害者の場合もあるからです。
スマホがマルウェア(不正アプリ)に感染すると、犯罪グループに遠隔操作され、大量の詐欺SMSをばらまき送信してしまうことがあります。つまり、詐欺SMSの送信者は犯罪グループではなく、マルウェア感染によってスマホを乗っ取られた被害者の場合もあるのです。詐欺SMSに返信したり、送信者の番号をSNS等にアップしたりすると、二次被害につながる恐れがあります。
届いた詐欺SMSのスクリーンショットを使ってSNS等で注意喚起をしたい場合は、送信者の番号を隠すなど注意を払いましょう。
どうやってマルウェアに感染するの?誘導する「偽通知」に注意
スマホがマルウェア(不正アプリ)に感染する被害が多発しています。感染すると犯罪グループにスマホを乗っ取られ、詐欺SMSを大量にばらまき送信してしまいます。
マルウェアの感染経路として多いのが、詐欺SMSから誘導される「偽通知」です。
(偽通知の例)
・宅配事業者を名乗るSMSが届いたのでURLにアクセスしたら「スマホのアップデートが必要」と通知が出た。まずはアップデートが必要なのかと思い、指示に従ってソフトウェアをインストールしたら、マルウェアに感染した。
・通信キャリアを名乗るSMSが届いたのでURLにアクセスしたら「ウイルスが検出されたので除去が必要」と通知が出た。早くウイルスを除去したいと思い、指示に従ってアプリをインストールしたら、実は不正アプリだった。
対策は、届いたSMSのURLにアクセスしないこと。誤ってアクセスし、何らかのソフトウェアやアプリのインストールを促す通知が出ても、絶対にインストールしないでください。